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聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ロストキャンバス)のキャラの性格タイプ|テンマ・アローン・サーシャと黄金聖闘士ら19人を4タイプと16タイプで分析

キャラ分析

親友が、冥王ハーデスだった。『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』は、天馬星座のテンマが、幼なじみのアローンと戦うことになる、243年前の聖戦の物語です。原作:車田正美、作画:手代木史織で、秋田書店『週刊少年チャンピオン』で2006年から2011年まで連載されました(全25巻)。この作品から、テンマ、アローン、サーシャ、前聖戦の黄金聖闘士13人ら19人を、ソーシャルスタイル(コミュニケーションの取り方で人を4タイプに分ける考え方)で分けました。いちばん多かったのは、感情を抑えて静かに見極めるアナリティカルの7人です。この記事では、各キャラをそのタイプに分けた理由と、16タイプで考えるとどれに近いかを紹介します。ハーデスとして目覚めたアローンや、反逆を企てたアスプロス、冥闘士を率いるパンドラも、ほかのキャラと同じ基準で分けています。タイプ分けは、その行いを持ち上げたり認めたりするものではありません。

※この記事は、本編の結末(25巻)までの内容に触れます。

4タイプの特徴はソーシャルスタイルとは?4タイプの特徴と付き合い方で詳しく説明しています。

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  1. 19人のタイプ一覧
  2. ドライバー:教皇セージ、牡羊座(アリエス)のシオン、双子座(ジェミニ)のアスプロス、パンドラ
    1. 教皇セージ(ドライバー)
    2. 牡羊座(アリエス)のシオン(ドライバー)
    3. 双子座(ジェミニ)のアスプロス(ドライバー)
    4. パンドラ(ドライバー)
  3. エクスプレッシブ:天馬星座(ペガサス)のテンマ、一角獣星座(ユニコーン)の耶人、天秤座(ライブラ)の童虎、蟹座(キャンサー)のマニゴルド、蠍座(スコーピオン)のカルディア
    1. 天馬星座(ペガサス)のテンマ(エクスプレッシブ)
    2. 一角獣星座(ユニコーン)の耶人(エクスプレッシブ)
    3. 天秤座(ライブラ)の童虎(エクスプレッシブ)
    4. 蟹座(キャンサー)のマニゴルド(エクスプレッシブ)
    5. 蠍座(スコーピオン)のカルディア(エクスプレッシブ)
  4. エミアブル:サーシャ(アテナ)、牡牛座(タウラス)のアルデバラン(ハスガード)、射手座(サジタリアス)のシジフォス
    1. サーシャ(アテナ)(エミアブル)
    2. 牡牛座(タウラス)のアルデバラン(ハスガード)(エミアブル)
    3. 射手座(サジタリアス)のシジフォス(エミアブル)
  5. アナリティカル:アローン(冥王ハーデス)、双子座(ジェミニ)のデフテロス、獅子座(レオ)のレグルス、乙女座(バルゴ)のアスミタ、山羊座(カプリコーン)のエルシド、水瓶座(アクエリアス)のデジェル、魚座(ピスケス)のアルバフィカ
    1. アローン(冥王ハーデス)(アナリティカル)
    2. 双子座(ジェミニ)のデフテロス(アナリティカル)
    3. 獅子座(レオ)のレグルス(アナリティカル)
    4. 乙女座(バルゴ)のアスミタ(アナリティカル)
    5. 山羊座(カプリコーン)のエルシド(アナリティカル)
    6. 水瓶座(アクエリアス)のデジェル(アナリティカル)
    7. 魚座(ピスケス)のアルバフィカ(アナリティカル)
  6. 考察:本編より、さらに静かな前聖戦
  7. 考察:テンマとアローン、すれ違う2人のタイプ
  8. 聖闘士星矢のほかの記事
  9. まとめ:黙って命をかけた黄金聖闘士と、叫び続けたテンマ
  10. あわせて読みたい

19人のタイプ一覧

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話の主要キャラ19人のソーシャルスタイル分類図(4象限)
キャラソーシャルスタイル16タイプで考えると(筆者の推測)
教皇セージドライバーINTJ
牡羊座(アリエス)のシオンドライバーESTJ
双子座(ジェミニ)のアスプロスドライバーENTJ
パンドラドライバーESTJ
天馬星座(ペガサス)のテンマエクスプレッシブENFP
一角獣星座(ユニコーン)の耶人エクスプレッシブESFP
天秤座(ライブラ)の童虎エクスプレッシブENFJ
蟹座(キャンサー)のマニゴルドエクスプレッシブENTP
蠍座(スコーピオン)のカルディアエクスプレッシブESTP
サーシャ(アテナ)エミアブルINFJ
牡牛座(タウラス)のアルデバラン(ハスガード)エミアブルESFJ
射手座(サジタリアス)のシジフォスエミアブルISFJ
アローン(冥王ハーデス)アナリティカルINFP
双子座(ジェミニ)のデフテロスアナリティカルISTP
獅子座(レオ)のレグルスアナリティカルINTP
乙女座(バルゴ)のアスミタアナリティカルINFJ
山羊座(カプリコーン)のエルシドアナリティカルISTJ
水瓶座(アクエリアス)のデジェルアナリティカルINTJ
魚座(ピスケス)のアルバフィカアナリティカルISFJ

タイプ分けは、作中の言動をもとにした筆者の考察で、公式の設定でも、作者の意図でもありません。タイプに優劣はなく、キャラの良し悪しを決めるものでもないので、推しが意外なタイプでも、ひとつの見方として楽しんでもらえたらうれしいです。「別のタイプでは?」というご意見も歓迎です。

16タイプは、作中の言動から筆者がファンとして推測したものです。本来は本人が質問に答え、結果を自分で確かめるものなので、キャラの性格を楽しむための目安として読んでください。MBTIはMyers & Briggs Foundationの登録商標です。4タイプはまわりから見える振る舞い、16タイプは内面の好みの推測なので、2つがずれて見えるキャラもいます。ネットの無料診断(16Personalitiesなど)は、正式なMBTIとは別のものです。詳しくは日本MBTI協会「MBTIとは」をご覧ください。

ドライバー:教皇セージ、牡羊座(アリエス)のシオン、双子座(ジェミニ)のアスプロス、パンドラ

教皇セージ(ドライバー)

女神サーシャを支え、聖闘士たちを束ねる教皇です。もとは蟹座の黄金聖闘士で、前の聖戦の生き残りでもあります。ハーデスの側近の双子神に多くの仲間を殺された過去を持ち、双子神を倒すことを悲願としてきました。教皇として聖闘士たちに命を下し、自らも弟子のマニゴルドと共にタナトスに挑みます。悲願を胸に秘めたまま、怒りや悲しみに流されず長い年月をかけて準備し、自分の判断で戦いを進めるので、ドライバーに入れました。

何十年も先を見すえて、ひとつの目的のために手を打ち続けるところは、16タイプで考えるとINTJが近そうです。

牡羊座(アリエス)のシオン(ドライバー)

童虎の親友で、18歳の黄金聖闘士です。『聖闘士星矢』本編で教皇として登場するシオンの、若いころの姿にあたります。若く行動的で、正義感と責任感が強く、気ままに動く師のハクレイに振り回されながらも、自分の務めを果たそうとします。本編のシオンは本心を隠して静かに動く人として描かれますが(ハーデス編の記事ではアナリティカルに入れました)、若いころのシオンは、自分から前に出て仲間を引っぱります。それでも、気持ちのままに熱くなるより、務めと聖闘士としての決まりを優先して動きます。この振る舞いから、ドライバーに入れました。

責任を引き受け、決まりの中で物事をきちんと進めようとするところは、ESTJが近そうです。

双子座(ジェミニ)のアスプロス(ドライバー)

デフテロスの双子の兄です。かつて野心を抱き、弟を技で操って反逆を企てましたが失敗し、命を落としました。冥王の力でよみがえったあとも、生前と変わらない野望を燃やしています。けれど、デフテロスとの戦いの末、弟の一撃で自分の中の芯を打ち抜かれ、本来の自分を取り戻しました。その後は、自分たち兄弟の運命をもてあそんだ相手に一人で立ち向かいます。野心を表に出して人を巻きこむより、本心を隠して計画を進め、目的のために自分で決めて動き続けるので、ドライバーに入れました。

大きな野望を描き、それに向かって人も状況も動かそうとするところは、16タイプで考えるとENTJが近そうです。

パンドラ(ドライバー)

冥闘士を束ね、指揮をとる女性です。アテナのサーシャには、ハーデスを奪われたという思いから強い敵意を向けます。もとは裕福な家で平和に暮らす少女でしたが、家族を失い、何も知らないまま冥王軍の幹部に祭り上げられました。部下のラダマンティスを「犬」と呼びながら、心の中では感謝と信頼を寄せています。命令を下して軍を動かし、思いを素直に口にしないので、ドライバーに入れました。本編のハーデス編の記事でも、パンドラはドライバーです。

組織を規律で束ね、重い責任を一人で背負ってきたところは、ESTJが近そうです。

エクスプレッシブ:天馬星座(ペガサス)のテンマ、一角獣星座(ユニコーン)の耶人、天秤座(ライブラ)の童虎、蟹座(キャンサー)のマニゴルド、蠍座(スコーピオン)のカルディア

天馬星座(ペガサス)のテンマ(エクスプレッシブ)

この作品の主人公で、星矢の前世にあたる、この時代の天馬星座の聖闘士です。イタリアの孤児院で、アローンやサーシャと一緒に育ちました。童虎に素質を見こまれて聖域へ行き、聖闘士になります。親友のアローンがハーデスだと知って苦しみながらも、何度もアローンに呼びかけ、まっすぐな思いをぶつけ続けます。気持ちを隠さず、言葉と行動で人を巻きこんでいくので、エクスプレッシブに入れました。

人を信じる気持ちを手放さず、可能性がある限り前に進もうとするところは、16タイプで考えるとENFPが近そうです。

一角獣星座(ユニコーン)の耶人(エクスプレッシブ)

テンマと同じ15歳の青銅聖闘士です。サーシャに思いを寄せていて、彼女と特別に仲のいいテンマには、嫉妬や対抗心を見せることもあります。けれど、根はお人よしで情に厚く、テンマと一緒に戦ううちに、親友と呼べる仲になっていきます。気持ちがすぐ顔と言葉に出るので、エクスプレッシブに入れました。

その場の気持ちに正直で、仲間と過ごす中で力を出していくところから、ESFPに近いと考えます。

天秤座(ライブラ)の童虎(エクスプレッシブ)

シオンの親友で、18歳の黄金聖闘士です。本編で「老師」と呼ばれる童虎の、若いころの姿です。明るく陽気で社交的、大の酒好きでもあります。テンマの素質を見抜いて聖域へ連れてきてからは、弟分として見守り、テンマがハーデスと深い因縁を持つことを心配し続けます。感情を表に出し、人の輪の中心にいるので、エクスプレッシブに入れました。ハーデス編の記事の童虎と同じタイプです。

若い人の力を見抜き、そばで育てていくところは、16タイプで考えるとENFJが近そうです。

蟹座(キャンサー)のマニゴルド(エクスプレッシブ)

教皇セージのただ一人の直弟子です。幼いころから人の死に深く触れてきたため、魂が見えるようになりました。斜に構えて、わざと悪ぶった振る舞いが多いのですが、自分なりの正義を持つ誇り高い人です。最後は師と共に死の神タナトスと向き合い、自分の身と引きかえにタナトスを封じこめました。皮肉や軽口で本音を表に出すので、エクスプレッシブに入れました。

決まりごとを疑い、自分の頭で正義を考えるところは、16タイプで考えるとENTPが近そうです。

蠍座(スコーピオン)のカルディア(エクスプレッシブ)

水瓶座のデジェルと共に、ポセイドンが眠るブルーグラードへ向かった黄金聖闘士です。まだ聖域に来たばかりのサーシャを、アテナと知らずに連れ回したことがあり、ふだんはサーシャの兄貴分のように接しています。ブルーグラードではラダマンティスと戦って勝ち、力つきる寸前まで仲間のために動きました。気持ちのままに動き、熱く戦うので、エクスプレッシブに入れました。

先のことより、いまこの瞬間の勝負に全力をかけるところは、ESTPが近そうです。

エミアブル:サーシャ(アテナ)、牡牛座(タウラス)のアルデバラン(ハスガード)、射手座(サジタリアス)のシジフォス

サーシャ(アテナ)(エミアブル)

この時代の女神アテナで、14歳の少女です。幼いころは孤児院で、兄のアローンや幼なじみのテンマと暮らしていました。相手の心の痛みを感じ取れるやさしさを持ち、夢の世界に閉じこめられたシジフォスの魂を、自ら乗りこんで救い出します。テンマのような親しい人の前では、年ごろの少女らしい顔も見せます。人の気持ちに寄りそい、支えることで人を動かすので、エミアブルに入れました。

人の痛みを深く感じ取り、みんなが救われる道を探そうとするところは、16タイプで考えるとINFJが近そうです。

牡牛座(タウラス)のアルデバラン(ハスガード)(エミアブル)

本名はハスガード。聖闘士になる前は、孤児たちを集めて父親がわりに育てていました。誰からも慕われる人格者で、敵であっても正しい道に導こうとします。その生き方は、童虎にも深い影響を与えました。ハスガードの分類は迷いました。豪快に笑う姿は、エクスプレッシブにも見えます。けれど、ハスガードは自分が目立つより、まわりの人の面倒を見て、相手の成長を支えることを選ぶ人です。最後はテンマの身代わりとなって命を落としました。この振る舞いを決め手に、エミアブルに入れました。

まわりの人を家族のように大事にし、みんなの支えになろうとするところは、ESFJが近そうです。

射手座(サジタリアス)のシジフォス(エミアブル)

イタリアでサーシャを見つけ、聖域に引き取った黄金聖闘士です。心やさしい一方で、自分を責める気持ちが強く、アローンとサーシャを引き離したことが悲劇の始まりになったと深く悔やんでいました。その思いから、夢の世界で自分の魂を縛りつけてしまいます。サーシャに救い出されたあとは、黄金聖闘士たちのまとめ役となり、教皇を失ったサーシャを支えます。自分を前に出すより人を支え、サーシャや仲間には、やさしさや気づかいを言葉と態度で素直に見せるので、エミアブルに入れました。

責任感が強く、守るべき人のために自分を後回しにするところは、16タイプで考えるとISFJが近そうです。

アナリティカル:アローン(冥王ハーデス)、双子座(ジェミニ)のデフテロス、獅子座(レオ)のレグルス、乙女座(バルゴ)のアスミタ、山羊座(カプリコーン)のエルシド、水瓶座(アクエリアス)のデジェル、魚座(ピスケス)のアルバフィカ

アローン(冥王ハーデス)(アナリティカル)

冥王ハーデスの器となった15歳の少年で、サーシャの兄、テンマの親友です。画家を目指していましたが、ハーデスとして目覚め、描いたものの命を奪う絵「ロストキャンバス」を描き始めます。アローンの分類は迷いました。孤児院にいたころの、心やさしい少年の姿は、エミアブルにも見えます。けれど、ハーデスとして目覚めたあとのアローンは、テンマに何度呼びかけられても、自分の決めた道を静かに進み続けます。感情を表に出さず、自分の考える答えに向かって黙々と動くこの振る舞いを決め手に、アナリティカルに入れました。

美しいものと、人の救いを自分なりに深く考え続けるところは、16タイプで考えるとINFPが近そうです。

双子座(ジェミニ)のデフテロス(アナリティカル)

アスプロスの双子の弟で、カノン島の人々に鬼と呼ばれて恐れられていました。多くを語らない人です。テンマを弟子として鍛えたあと、自ら聖衣をまとって戦いに加わることを決め、よみがえった兄と向き合いました。敗れながらも、自分の一撃が兄の芯を貫いたことを伝えて消えていきます。言葉より行動で示し、感情を表に出さないので、アナリティカルに入れました。

人目を避け、自分の腕だけを頼りに生きてきたところは、16タイプで考えるとISTPが近そうです。

獅子座(レオ)のレグルス(アナリティカル)

15歳の黄金聖闘士で、天才と呼ばれています。相手の動きをよく観察して、その技をまねてしまう才能を持ち、異例の早さで黄金聖闘士になりました。その一方で、聖闘士としての常識にうといところがあり、ふつうの人の気持ちがわからないと言われることを、自分でも気にしています。レグルスの分類は迷いました。若さと勢いで戦う姿は、エクスプレッシブにも見えます。けれど、レグルスの強さのもとは、相手をじっと見て、その仕組みをつかむところにあります。この振る舞いを決め手に、アナリティカルに入れました。

見たものの仕組みをすぐに理解し、自分のものにしてしまうところは、16タイプで考えるとINTPが近そうです。

乙女座(バルゴ)のアスミタ(アナリティカル)

黄金聖闘士の中でもひときわ高い力を持つ聖闘士です。地上が混沌と迷いの中にあると感じ取り、戦いに迷いを抱いて、冥界と現世を行き来しながら考え続けていました。冥界をさまようテンマと拳を交えたあと、ある実を持ち帰るように命じます。最後は、決戦の切り札になる百八の数珠を完成させるために、小宇宙を極限まで高めて命を散らしました。静かに考え、言葉少なに答えを出すので、アナリティカルに入れました。聖域編の記事のシャカと同じタイプです。

目に見えないものを深く見通し、自分の信じる答えを探し続けるところは、16タイプで考えるとINFJが近そうです。

山羊座(カプリコーン)のエルシド(アナリティカル)

シジフォスを兄のように慕う黄金聖闘士です。無口で無骨、自分を鍛えあげること以外には興味がありません。自分の技はまだ未完成だとして、その手刀に名前を付けていません。夢の世界に囚われたシジフォスの魂を取り戻すために、ひとりで眠りの結界へ踏みこみました。多くを語らず、黙々と務めを果たすので、アナリティカルに入れました。

決めた道をこつこつ極めようとする職人のようなところは、ISTJが近そうです。

水瓶座(アクエリアス)のデジェル(アナリティカル)

大海を一瞬で凍らせるほどの凍気を操る黄金聖闘士です。博識で「知の聖闘士」と呼ばれ、宝瓶宮の書庫には大量の本があります。ブルーグラードでは、海闘士となった親友のユニティと戦って和解し、ポセイドンの力を暴走させてしまったユニティの姉セラフィナを止めるために海の底に残って、ユニティに地上を託しました。冷静に考えて、最善の手を選ぶので、アナリティカルに入れました。

知識を積み重ね、先を見通して自分の役目を決めるところは、16タイプで考えるとINTJが近そうです。

魚座(ピスケス)のアルバフィカ(アナリティカル)

猛毒の魔宮薔薇を使うために、毒に耐える体をつくった黄金聖闘士です。その血まで猛毒になっているため、ふだんは他人を寄せつけないように振る舞っています。けれど本当は、気高く、人を思いやる心やさしい人です。聖域に攻めこんだミーノスとの戦いでは、致命傷を負いながらも追いついて再び戦ってミーノスを倒し、シオンたちに看取られながら力尽きました。人と距離をとり、感情を表に出さずに守り続けたので、アナリティカルに入れました。

誰にも気づかれなくても、まわりの人を守ろうとするやさしさは、16タイプで考えるとISFJが近そうです。

考察:本編より、さらに静かな前聖戦

19人を並べると、アナリティカルが7人、エクスプレッシブが5人、ドライバーが4人、エミアブルが3人でした。黄金聖闘士13人では、アナリティカルが6人と、ほぼ半分を占めます。

聖域編の記事でも、十二宮を守る黄金聖闘士には感情を抑える人が多くいました。ただ本編では、サガやシュラ、カミュのように、自分の正義や決まりを言い切るドライバーも目立ちます。前聖戦は、それよりさらに静かで、ひとりで役目を引き受けるアナリティカルが中心です。

前聖戦の黄金聖闘士たちは、多くが自分の役目を言葉にせず、黙って命をかけていきます。数珠を完成させたアスミタ、海の底に残ったデジェル、ひとりで眠りの結界に入ったエルシド。誰にも見られない場所で務めを果たした人たちが多いのが、この作品の切なさにつながっているのかもしれません。

その中で、主人公のテンマはエクスプレッシブです。アローンに向かって、何度でもまっすぐに呼びかける。静かに散っていく黄金聖闘士たちの思いを受けとり、それを声にしてぶつけていく役目を、テンマが背負っているように見えます。

考察:テンマとアローン、すれ違う2人のタイプ

テンマはエクスプレッシブ、アローンはアナリティカルでした。主張する側と聞く側、感情を表す側と抑える側で、2つの軸がどちらも反対です。

思いを言葉にしてぶつけるテンマと、呼びかけを受け止めながらも、黙って自分の道を進むアローン。2人は親友なのに、向き合うほどすれ違っていきます。タイプで見ると、2人の距離が、ただの敵と味方ではなく、性格の違いからも生まれていることが見えてきます。

同じ人物でも、若いころのシオンと童虎は、本編と少し違って見えます。本編のハーデス編の記事では、シオンはアナリティカル、童虎はエクスプレッシブでした。この作品の18歳のシオンは、行動的なドライバーです。243年の時間が、シオンを静かな人に変えたのかもしれません。

聖闘士星矢のほかの記事

聖闘士星矢は、原作の編ごと、シリーズごとに記事を分けてタイプを見ています。

・聖闘士星矢 聖域編のキャラの性格タイプ(星矢・紫龍・氷河・瞬・一輝と黄金聖闘士ら17人)

・聖闘士星矢 ポセイドン編のキャラの性格タイプ(ジュリアン・カノン・海将軍ら)

・聖闘士星矢 ハーデス編のキャラの性格タイプ(ハーデス・パンドラ・シオン・童虎ら)

・聖闘士星矢 黄金魂 -soul of gold-のキャラの性格タイプ(黄金聖闘士と神闘士)

・聖闘士星矢Ωのキャラの性格タイプ(光牙・龍峰・蒼摩・エデンら)

まとめ:黙って命をかけた黄金聖闘士と、叫び続けたテンマ

『THE LOST CANVAS』の19人は、アナリティカルが7人、エクスプレッシブが5人、ドライバーが4人、エミアブルが3人でした。黄金聖闘士のほぼ半分が、感情を抑えて静かに見極めるタイプです。

誰にも知られず役目を果たした黄金聖闘士たちと、その思いを声にしてアローンにぶつけ続けたテンマ。静けさと叫びが交互にやってくるのが、この作品の魅力です。

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