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聖闘士星矢 ハーデス編のキャラの性格タイプ|ハーデス・パンドラ・シオン・童虎・冥界三巨頭ら12人を4タイプと16タイプで分析

キャラ分析

243年ぶりに目覚めた冥王ハーデスと、108人の冥闘士。聖域、冥界、そしてエリシオンへと戦いの場を移していくのが、『聖闘士星矢』(車田正美、集英社『週刊少年ジャンプ』で1986年から1990年まで連載、最終話は『Vジャンプ』の完結編、全28巻)のハーデス編(単行本19〜28巻)です。この編から、ハーデスと側近の双子神、冥闘士たち、そして前聖戦を生きのびたシオンと童虎、冥界で星矢たちと出会うオルフェの12人を、ソーシャルスタイル(コミュニケーションの取り方で人を4タイプに分ける考え方)で分けました。いちばん多かったのは、感情を表に出すエクスプレッシブの5人です。この記事では、各キャラをそのタイプに分けた理由と、16タイプで考えるとどれに近いかを紹介します。原作マンガをもとにしていて、アニメ版(OVA)とは場面が違うところがあります。地上を滅ぼそうとするハーデスや冥闘士たちも、ほかのキャラと同じ基準で分けています。タイプ分けは、その行いを持ち上げたり認めたりするものではありません。

※この記事は、原作マンガのハーデス編の結末(28巻)までの内容に触れます。

4タイプの特徴はソーシャルスタイルとは?4タイプの特徴と付き合い方で詳しく説明しています。

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12人と、星矢たち再登場の18人のタイプ一覧

聖闘士星矢 ハーデス編の主要キャラ12人のソーシャルスタイル分類図(4象限)

4象限図は、下で詳しく紹介する12人です。表には、聖域編・ポセイドン編の記事で詳しく見た星矢たち青銅聖闘士と沙織、黄金聖闘士も、同じタイプで載せています。嘆きの壁の前に黄金聖闘士12人がそろうのも、この編の名場面です。

キャラソーシャルスタイル16タイプで考えると(筆者の推測)
パンドラドライバーESTJ
眠りを司る神ヒュプノスドライバーINTJ
天雄星ガルーダのアイアコスドライバーESTP
天貴星グリフォンのミーノスドライバーISTP
冥王ハーデスエクスプレッシブINFJ
死を司る神タナトスエクスプレッシブENTP
天猛星ワイバーンのラダマンティスエクスプレッシブESTJ
天秤座(ライブラ)の童虎エクスプレッシブENFJ
天獣星スフィンクスのファラオエクスプレッシブISFP
琴座(ライラ)のオルフェエミアブルINFP
牡羊座のシオンアナリティカルINTJ
天英星バルロンのルネアナリティカルISTJ
天馬星座の星矢エミアブルESFP
龍星座の紫龍ドライバーISTJ
白鳥星座の氷河ドライバーINFP
アンドロメダ星座の瞬アナリティカルISFJ
鳳凰星座の一輝ドライバーISTP
城戸沙織(アテナ)アナリティカルENFJ
牡羊座のムウアナリティカルINTP
牡牛座のアルデバランエクスプレッシブESFP
双子座のサガドライバーENTJ
蟹座のデスマスクエクスプレッシブENTP
獅子座のアイオリアエミアブルESFJ
乙女座のシャカアナリティカルINFJ
蠍座のミロエクスプレッシブESTP
射手座のアイオロスアナリティカルISFJ
山羊座のシュラドライバーESTJ
水瓶座のカミュドライバーINTJ
魚座のアフロディーテアナリティカルISTP
双子座のカノンエクスプレッシブENTP

タイプ分けは、作中の言動をもとにした筆者の考察で、公式の設定でも、作者の意図でもありません。タイプに優劣はなく、キャラの良し悪しを決めるものでもないので、推しが意外なタイプでも、ひとつの見方として楽しんでもらえたらうれしいです。「別のタイプでは?」というご意見も歓迎です。

16タイプは、作中の言動から筆者がファンとして推測したものです。本来は本人が質問に答え、結果を自分で確かめるものなので、キャラの性格を楽しむための目安として読んでください。MBTIはMyers & Briggs Foundationの登録商標です。4タイプはまわりから見える振る舞い、16タイプは内面の好みの推測なので、2つがずれて見えるキャラもいます。ネットの無料診断(16Personalitiesなど)は、正式なMBTIとは別のものです。詳しくは日本MBTI協会「MBTIとは」をご覧ください。

ドライバー:パンドラ、眠りを司る神ヒュプノス、天雄星ガルーダのアイアコス、天貴星グリフォンのミーノス

パンドラ(ドライバー)

現世でのハーデスの姉で、「冥王の地上代行者」として108人の冥闘士すべてを指揮しています。命令に背く冥闘士には、ハープの音色で激しい苦痛を与え、冥界三巨頭でさえ逆らえません。13年前、家にあった小箱を開けて双子神をよみがえらせてしまい、家族を一度に失った過去を持っています。けれど、星矢たちとの戦いを通じて目が覚め、最後は一輝にエリシオンへ行くための首環を託しました。軍を率いて命令を下し、自分の判断で道を選ぶので、ドライバーに入れました。

大きな組織を規律で束ね、その責任を一人で背負っていたところは、16タイプで考えるとESTJが近そうです。

眠りを司る神ヒュプノス(ドライバー)

ハーデスの側近で、死の神タナトスの双子の兄弟です。典雅で紳士的な性格で、神聖衣をまとった聖闘士やアテナさえ眠らせる力を持ちます。むだな殺生を好まず、パンドラを処刑したタナトスには、彼女を殺す必要はなかったといさめました。人間を見下してはいますが、感情に流されることなく、冷静に先を読みます。落ち着いた態度のまま、自分の判断で物事を進めるので、ドライバーに入れました。

感情より道理を重く見て、先の先まで考えて動くところは、16タイプで考えるとINTJが近そうです。

天雄星ガルーダのアイアコス(ドライバー)

冥界三巨頭の一人で、冥闘士の中でいちばんの速さと瞬発力を持ち、三巨頭の中で最強ともいわれます。その強さから、誇りも高い人物です。冥界の第五獄に乗りこんだカノンを、ミーノスと共に追いつめました。その戦いに割って入った一輝とは、正面から向き合って戦います。自分の強さに自信を持ち、迷わず前に出て勝負を決めにいくので、ドライバーに入れました。

考えるより先に動き、体の速さで勝負を決めるところから、ESTPに近いと考えます。

天貴星グリフォンのミーノス(ドライバー)

冥界三巨頭の一人で、冥界の裁判官です。本来は第一獄で亡者を裁く役目ですが、ふだんは副官のルネに任せています。冷静沈着な性格で、強い念動力を使い、手を触れずに相手を倒します。黄金聖闘士たちが嘆きの壁を壊したときの衝撃を浴びても生き残り、氷河と戦いました。感情を見せず、相手に触れることもなく勝負を決めてしまうので、ドライバーに入れました。

淡々と状況を見て、必要な力だけで相手を封じこめるところは、16タイプで考えるとISTPが近そうです。

エクスプレッシブ:冥王ハーデス、死を司る神タナトス、天猛星ワイバーンのラダマンティス、天秤座(ライブラ)の童虎、天獣星スフィンクスのファラオ

冥王ハーデス(エクスプレッシブ)

冥界と死者を治める神です。人間を愚かな存在と見て絶望し、地上を清めようとしています。現代では、地上でいちばん清らかな人間として瞬を自分の器に選びました。ハーデスの分類は迷いました。神として人間を見下ろす静かな姿は、感情を抑えるタイプにも見えます。けれど、ハーデスは美しい音楽を尊び、オルフェの琴に心を動かされて願いをかなえたことがあり、両親から与えられた自分の体を何より大切にして、傷つけさせることを最も嫌います。好きなもの、嫌いなものへの思いをはっきり表すこの振る舞いを決め手に、エクスプレッシブに入れました。

人間の行く末を深く思い、自分の理想の世界をつくろうとするところは、16タイプで考えるとINFJが近そうです。4タイプとずれて見えるのは、まわりに見せる態度と、内側の思いの深さが違うからかもしれません。

死を司る神タナトス(エクスプレッシブ)

ハーデスの側近で、ヒュプノスの双子の兄弟です。ふだんはエリシオンで、ニンフたちに囲まれて竪琴を奏でています。冥闘士を奴隷のように扱い、裏切ったパンドラをためらわずに処刑しました。星矢にかすり傷を負わされると激しく怒り、星矢の姉の星華にまで手を伸ばそうとします。怒りも楽しさも隠さずに態度に出すので、エクスプレッシブに入れました。神として圧倒的な力を見せつける存在です。

相手をあおり、反応を見て楽しむようなところから、16タイプで考えるとENTPが近そうです。

天猛星ワイバーンのラダマンティス(エクスプレッシブ)

冥界三巨頭の一人です。実直な性格で、ハーデスや部下からの信頼も厚く、計算や策略より、戦いの中で磨いた直感で動きます。その直感で、ハーデス城に乗りこんだ星矢たちが神の血を受けていることを見抜き、オルフェのたくらみにも気づきました。ラダマンティスの分類は迷いました。命令を守り、部下を率いて戦う姿は、ドライバーにも見えます。けれど、ラダマンティスはまっすぐな気性で、怒りや闘志をそのまま表に出して戦います。この振る舞いを決め手に、エクスプレッシブに入れました。

上に忠実で、自分の持ち場をきっちり守ろうとするところは、ESTJが近そうです。

天秤座(ライブラ)の童虎(エクスプレッシブ)

紫龍の師で、「老師」と呼ばれ、すべての聖闘士から尊敬されています。243年前の前聖戦を、シオンと二人だけで生きのびました。中国の五老峰で、長い年月を生きた老師として座り続けていましたが、ハーデス軍の侵攻を前に、18歳の体に戻って戦いに臨みます。童虎の分類は迷いました。五老峰で静かに座る老師の姿は、アナリティカルにも見えます。けれど、ハーデス編の童虎は、駆けつけた紫龍を念動力で投げ飛ばし、戦い以外の生き方もあると言葉にして伝えます。思いを隠さずに、まっすぐ相手にぶつけるこの振る舞いを決め手に、エクスプレッシブに入れました。

長い年月を生きた経験から、若い人に生き方そのものを伝えようとするところは、16タイプで考えるとENFJが近そうです。

天獣星スフィンクスのファラオ(エクスプレッシブ)

冥界の第二獄の番人で、重い音色で人の神経を狂わせる魔琴の使い手です。地獄の番犬ケルベロスを従えています。かつてはその琴をハーデスに気に入られていましたが、オルフェの琴にその座を奪われました。オルフェが恋人を連れて地上へ帰るのを、鏡を使って邪魔していたのもファラオです。そのことが明るみに出ると、どちらの音色が優れているかをオルフェと競い合いました。自分の音楽への誇りと悔しさを隠さないので、エクスプレッシブに入れました。

自分の音色に強いこだわりを持つ芸術家肌なところは、16タイプで考えるとISFPが近そうです。

エミアブル:琴座(ライラ)のオルフェ

琴座(ライラ)のオルフェ(エミアブル)

黄金聖闘士をしのぐ力を持つといわれる伝説の白銀聖闘士で、神さえ心酔させる竪琴の名手です。死んだ恋人ユリティースを取り戻すために冥界へ行き、ハーデスに願いを聞き入れられますが、地上へ帰る途中で振り返ってしまいます。そのあとも、ずっとそばで琴を弾くという約束を守り、冥界にとどまり続けました。星矢たちとの出会いで自分の間違いに気づき、再びアテナの聖闘士として戦うことを決め、最後は星矢に後を託しました。大切な人との約束と思いを何より大事にするので、エミアブルに入れました。

自分の心の声と、愛する人への誠実さを何より大切にするところは、16タイプで考えるとINFPが近そうです。

アナリティカル:牡羊座のシオン、天英星バルロンのルネ

牡羊座のシオン(アナリティカル)

前の教皇で、ムウの師です。前聖戦を童虎と生きのびたあと、聖域を治めていましたが、13年前にサガに殺されました。ハーデス編では、ほかの亡き黄金聖闘士と共に、ハーデス側についたふりをしてよみがえります。その本当の目的は、教皇だけが知るアテナの聖衣の在りかを、アテナに伝えることでした。逆賊と呼ばれることも受け入れ、本心を隠したまま役目を果たし、星矢たちにアテナの聖衣を託して消えていきました。感情を表に出さず、すべてを見通したうえで静かに動くので、アナリティカルに入れました。

長い時間をかけて計画を立て、誰にも言わずにやりとげるところは、16タイプで考えるとINTJが近そうです。

天英星バルロンのルネ(アナリティカル)

ミーノスの副官で、ミーノスに代わって第一獄の裁きの館で亡者を裁いています。三巨頭の代わりを任されるだけあり、その力はラダマンティスにも認められています。相手がこれまでにしてきた悪事を暴き、その罪に合った地獄へ落とす技を使います。法廷では静けさを重んじ、音を立てる者は部下でも罰します。その一方で、純粋な心を持つ星矢と瞬には、少しだけ哀れみを見せました。感情を交えず、決まりに従って淡々と裁きを下すので、アナリティカルに入れました。

決まりを重んじ、与えられた務めを正確にこなすところから、ISTJと見ました。

考察:感情を表す神と、感情を抑える部下

12人を並べると、エクスプレッシブが5人、ドライバーが4人、アナリティカルが2人、エミアブルが1人でした。ハーデス軍の側だけで見ると、神であるハーデスとタナトスがエクスプレッシブ、パンドラとヒュプノス、アイアコス、ミーノスがドライバーです。

感情を隠さない神と、感情を抑えて軍を動かす者たち。ハーデス軍は、神の思いを、感情を抑える部下が形にしていく組織だったのかもしれません。その中で、パンドラが星矢たちとの戦いを通じて少しずつ変わっていく姿は、ハーデス編の中でも心に残る場面です。

聖闘士の側では、シオンが本心を隠して動くアナリティカル、童虎が思いをまっすぐ伝えるエクスプレッシブでした。前聖戦を共に生きのびた2人は、タイプが正反対です。それでも同じ目的のために動き、黄金聖闘士たちをもう一度ひとつにしました。

聖闘士星矢のほかの記事

聖闘士星矢は、原作の編ごと、シリーズごとに記事を分けてタイプを見ています。星矢たち青銅聖闘士と沙織、黄金聖闘士、カノンのタイプは、どの記事でもそろえています。

・聖闘士星矢 聖域編のキャラの性格タイプ(星矢・紫龍・氷河・瞬・一輝と黄金聖闘士ら17人)

・聖闘士星矢 ポセイドン編のキャラの性格タイプ(ジュリアン・カノン・海将軍ら)

・聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話のキャラの性格タイプ(テンマ・アローン・前聖戦の黄金聖闘士ら)

・聖闘士星矢 黄金魂 -soul of gold-のキャラの性格タイプ(黄金聖闘士と神闘士)

・聖闘士星矢Ωのキャラの性格タイプ(光牙・龍峰・蒼摩・エデンら)

冥闘士は108人いますが、この記事では、振る舞いから分けられる場面が多い冥闘士を選んでいます。

まとめ:思いを表す神々と、本心を隠して戦った聖闘士

ハーデス編の12人は、エクスプレッシブが5人、ドライバーが4人、アナリティカルが2人、エミアブルが1人でした。

美しいものを愛するハーデス、怒りを隠さないタナトス、軍を束ねるパンドラ、逆賊の汚名を受け入れて真実を届けたシオン、約束を守り続けたオルフェ。誰が何を隠し、何を表したかに目を向けると、ハーデス編の名場面がまた違って見えてきます。

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