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HUNTER×HUNTER キメラアント編のキャラの性格タイプ|メルエム・コムギ・ネテロら16人を4タイプと16タイプで分析

キャラ分析

16人のうち、いちばん多かったのは、相手に寄りそうエミアブルの5人でした。そして、物語の中心にいる王メルエムと少女コムギは、4タイプの中で正反対の位置にいました。『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博、集英社『週刊少年ジャンプ』で連載中、既刊39巻)のキメラアント編に登場する、キメラ=アントと討伐隊のキャラ16人を、ソーシャルスタイル(コミュニケーションの取り方で人を4タイプに分ける考え方)で分けた結果です。この記事では、各キャラをそのタイプに分けた理由と、16タイプで考えるとどれに近いかを紹介します。なお、キメラアント編は、多くの命が奪われる戦いを描いた編です。この記事は、その戦いや暴力を持ち上げるものではなく、キャラのコミュニケーションの取り方だけをタイプで見ていきます。

※この記事は、原作のキメラアント編の結末(30巻)までの内容に触れます。

4タイプの特徴はソーシャルスタイルとは?4タイプの特徴と付き合い方で詳しく説明しています。

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16人のタイプ一覧

HUNTER×HUNTER キメラアント編の主要キャラ16人のソーシャルスタイル分類図(4象限)
キャラソーシャルスタイル16タイプで考えると(筆者の推測)
メルエムドライバーINTJ
キルア=ゾルディックドライバーISTP
カイトドライバーISTJ
モラウ=マッカーナーシドライバーESTP
ゴン=フリークスエクスプレッシブESFP
アイザック=ネテロエクスプレッシブENTP
モントゥトゥユピーエクスプレッシブESTP
メレオロンエクスプレッシブENFP
ネフェルピトーエミアブルISFP
コムギエミアブルINFP
ナックル=バインエミアブルESFJ
イカルゴエミアブルISFJ
パーム=シベリアエミアブルINFJ
シャウアプフアナリティカルINFJ
ノヴアナリティカルISTJ
シュート=マクマホンアナリティカルISFP

タイプ分けは、作中の言動をもとにした筆者の考察で、公式の設定でも、作者の意図でもありません。タイプに優劣はなく、キャラの良し悪しを決めるものでもないので、推しが意外なタイプでも、ひとつの見方として楽しんでもらえたらうれしいです。「別のタイプでは?」というご意見も歓迎です。

16タイプは、作中の言動から筆者がファンとして推測したものです。本来は本人が質問に答え、結果を自分で確かめるものなので、キャラの性格を楽しむための目安として読んでください。MBTIはMyers & Briggs Foundationの登録商標です。4タイプはまわりから見える振る舞い、16タイプは内面の好みの推測なので、2つがずれて見えるキャラもいます。ネットの無料診断(16Personalitiesなど)は、正式なMBTIとは別のものです。詳しくは日本MBTI協会「MBTIとは」をご覧ください。

ドライバー:メルエム、キルア=ゾルディック、カイト、モラウ=マッカーナーシ

メルエム(ドライバー)

キメラ=アントの王です。自分が種のすべてを託された王だという自覚を持ち、東ゴルトー共和国を乗っ取って、人間を力で支配しようとします。囲碁や将棋の名人を次々に負かし、決めたことはすぐ実行に移します。メルエムの分類は迷いました。コムギと軍儀を指すうちに少しずつ変わっていき、終盤はコムギに穏やかに語りかける姿も見せます。そこだけを見ると、エミアブルにも見えます。けれど、作中の多くの場面でメルエムが見せるのは、自分で答えを出し、周りを動かす王の振る舞いです。それを決め手に、ドライバーに入れました。

盤の上でも戦いでも先を読み、ひとりで答えを出すところは、16タイプで考えるとINTJが近そうです。

キルア=ゾルディック(ドライバー)

ゴンの親友で、この編ではゴンと一緒にNGLに入り、討伐隊に加わります。戦ったイカルゴを認めて友達になったり、ゴンのことで悩んだりと、気持ちが揺れる場面も多い編です。それでも危ない場面では、まず冷静に状況を読み、自分で次の手を決めて動きます。ゾルディック家の記事と同じく、ドライバーに入れました。

現場で素早く判断して手を動かすところは、ゾルディック家の記事と同じく、ISTPに近いと見ています。

カイト(ドライバー)

ジンの弟子で、子どものころのゴンを助けたハンターです。仲間を率いて生物の調査をしていたところでゴンと再会し、キメラ=アントの調査にも、ゴンとキルアを連れて向かいます。危険な相手と出会ったときには、ゴンとキルアを逃がし、自分ひとりで残ることを決めました。迷わず決めて、仲間を動かすので、ドライバーに入れました。

引き受けた役目を、筋を通して最後までやり切ろうとするところから、ISTJに近いと考えます。

モラウ=マッカーナーシ(ドライバー)

ネテロが連れてきた討伐隊のひとりで、ナックルとシュートの師匠です。キセルの煙を自在に操る能力を持ち、宮殿に乗り込む作戦でも前線に立ちます。モラウの分類は迷いました。豪快で人情味があり、弟子思いなところはエミアブルにも見えます。けれど、戦いの場ではいつも余裕を持って状況を判断し、自分から作戦を動かしていきます。この振る舞いを決め手に、ドライバーに入れました。

現場の状況を読み、その場で一番いい手を打っていくところは、16タイプで考えるとESTPが近そうです。

エクスプレッシブ:ゴン=フリークス、アイザック=ネテロ、モントゥトゥユピー、メレオロン

ゴン=フリークス(エクスプレッシブ)

本作の主人公です。カイトとの再会から、この編の物語が動き出します。うれしいときも怒ったときも、気持ちがそのまま顔と言葉に出ます。カイトのことで自分を追いこんでいく後半は、静かに思いつめているようにも見えます。けれど、思ったことを相手にまっすぐぶつけ、自分から動いていくところは変わりません。この振る舞いから、エクスプレッシブに入れました。

目の前の相手や出来事に、まっすぐ反応して動くところから、ESFPに近いと考えます。

アイザック=ネテロ(エクスプレッシブ)

ハンター協会の会長で、討伐隊を率いて王との戦いに向かいます。ゼノよりも二世代上という高齢の武道家ですが、ゴンやキルアと気まぐれに遊んだり、冗談を言ったりと、茶目っ気のある人です。王に勝負を持ちかけるときも、自分から堂々と切り出しました。思ったことを表に出し、場を自分のペースにするので、エクスプレッシブに入れました。

遊び心を持ちながら、相手の出方を読んで駆け引きするところは、16タイプで考えるとENTPが近そうです。

モントゥトゥユピー(エクスプレッシブ)

王直属護衛軍のひとりで、荒々しく大ざっぱな性格です。怒りが爆発すると、体もオーラもふくれ上がり、気持ちがそのまま力になって表れます。その一方で、ナックルやキルアとの戦いを通して、冷静な戦い方を覚えていく成長の早さも見せます。気持ちを外に出して押していく振る舞いから、エクスプレッシブに入れました。

頭で考えるより、戦いの中で学んで、すぐ自分を変えていくところから、ESTPと見ました。

メレオロン(エクスプレッシブ)

カメレオン型の蟻で、のちに討伐隊に加わります。人間だったころの記憶がよみがえり、育ての親を王に殺されたと知ると、自分からゴンに近づいて手を組みます。ゴンに「すごく人間臭い」と言われるほど、思ったことや気持ちをよく口にするキャラです。自分から話を持ちかけ、気持ちを表に出すので、エクスプレッシブに入れました。

人とのつながりから動き出し、思いついたことを行動に移すところは、16タイプで考えるとENFPが近そうです。

エミアブル:ネフェルピトー、コムギ、ナックル=バイン、イカルゴ、パーム=シベリア

ネフェルピトー(エミアブル)

猫型の王直属護衛軍で、語尾に「ニャ」をつけて話します。生まれたときから強いオーラを放ち、ゴンとキルアを逃がしたカイトの命を奪います。遊ぶように戦うその姿は、ゴンたちを圧倒しました。ピトーの分類は迷いました。好奇心のまま動き、戦いを楽しむ姿は、エクスプレッシブにも見えます。けれど、王に仕える場面では、自分を前に出さず、王の気持ちに合わせて動き続けます。王が気にかけるコムギが大けがをしたときは、すぐにその治療を引き受けました。この、王に寄りそう振る舞いを決め手に、エミアブルに入れました。

目の前のことに夢中になり、自分が大切だと感じたものに尽くすところから、ISFPに近いと考えます。

コムギ(エミアブル)

東ゴルトー共和国の盤上競技「軍儀」の世界王者で、目の見えない少女です。王を相手にしても、自分を低く見る言葉を使い、ていねいに受け答えします。それでいて軍儀の盤の前では一歩も引かず、王に勝ち続けました。相手を立てて寄りそう振る舞いから、エミアブルに入れました。

好きなことにまっすぐで、自分の大切にしていることを静かに貫くところから、INFPと見ました。

ナックル=バイン(エミアブル)

モラウの弟子で、ビーストハンターです。ナックルの分類も迷いました。荒っぽい言葉で大声を出す姿は、エクスプレッシブにも見えます。けれど、NGL行きをかけたゴンとの勝負では、最終日までは自分の能力をあえて使わずに、ゴンに稽古をつけるように戦いました。強い言葉の裏で、いつも相手を気づかって動くので、エミアブルに入れました。

人の気持ちを放っておけず、まわりのために動くところは、16タイプで考えるとESFJが近そうです。

イカルゴ(エミアブル)

タコ型の蟻です。仲間思いで人情に厚く、戦った相手のキルアに認められたことに心を動かされ、傷ついたキルアを助けて仲間になります。宮殿突入の日には、パームを助け出す役目を引き受けました。自分より仲間のために動くので、エミアブルに入れました。

仲間との約束を守り、裏方の役目を黙って果たすところから、ISFJに近いと考えます。

パーム=シベリア(エミアブル)

ノヴの弟子です。好き嫌いがはっきりしていて、ノヴやゴンへの強い思いを、そのまま表に出します。そのぶん、討伐の作戦では、素性を隠して宮殿に入りこむという危険な役目を引き受けました。気持ちの大きさから、エクスプレッシブにも見えます。けれど、自分の考えを通すより、思いを寄せる相手のために動く場面が多いので、エミアブルに入れました。

ひとりの相手を深く思い、その人を信じ抜くところは、16タイプで考えるとINFJが近そうです。

アナリティカル:シャウアプフ、ノヴ、シュート=マクマホン

シャウアプフ(アナリティカル)

蝶型の王直属護衛軍で、護衛軍の参謀役です。バイオリンが趣味で、ふだんは敬語で話します。気持ちが高ぶると子どものような口調になることもあり、分類は迷いました。けれど、プフがいちばん多く見せるのは、相手の心の動きを読み、先回りして手を打つ姿です。考えて裏で動く振る舞いを決め手に、アナリティカルに入れました。

理想の王の姿を思い描き、そのために計画を立てて動くところから、16タイプで考えるとINFJが近そうです。

ノヴ(アナリティカル)

ネテロが連れてきた討伐隊のひとりで、パームの師匠です。念で作った「4次元マンション」に人や物を移し、作戦を裏で支えます。宮殿で護衛軍のオーラを目にして前線から退いたあとも、偵察やけが人の運び出しで討伐隊を助け続けました。準備と段取りで仲間を支える人なので、アナリティカルに入れました。

準備を重ね、決めた段取りで確実に動くところは、ISTJが近そうです。

シュート=マクマホン(アナリティカル)

モラウの弟子です。とても控えめで、チャンスを逃してしまうこともありますが、それは慎重で理性的な性格の裏返しでもあります。人を傷つけるのが苦手なシュートは、傷つけてもかまわない相手にだけ使える能力を作りました。ユピーとの戦いでは、ゴンの姿に心を動かされ、そこから力を発揮していきます。感情を抑え、よく考えてから動くので、アナリティカルに入れました。

自分の中の基準を大切にし、人を傷つけることを避けようとするところから、ISFPと見ました。

考察:王とコムギは、正反対のタイプだった

ソーシャルスタイルでは、図の対角にいるタイプどうしが、いちばん考え方の遠い組み合わせです。ドライバーの対角はエミアブル。つまり、自分で決めて人を動かす王メルエムと、相手を立てて寄りそうコムギは、正反対のタイプでした。

正反対の2人は、ふつうならかみ合いにくい組み合わせです。それでも2人をつないだのが、軍儀でした。盤の前では、コムギは一歩も引きません。王にとって、自分の思いどおりにならない相手は、コムギが初めてだったのかもしれません。

この編のエミアブルは5人。王に仕えるピトー、仲間のために動くイカルゴ、ノヴを思うパーム、相手を気づかうナックル、そしてコムギです。立場も種族もばらばらですが、誰かのために動くキャラが、物語の大事な場面に何度も出てきます。命をかけた戦いの物語でありながら、読み終えたあとに残るのが「誰かを思う気持ち」なのは、このタイプの多さとも関係しているように見えます。

HUNTER×HUNTERのほかの編の記事

HUNTER×HUNTERは、編ごとに記事を分けてタイプを見ています。ほかの編の記事はこちらです。

・HUNTER×HUNTER 会長選挙編のキャラの性格タイプ(パリストン・ジン・レオリオら11人)

・HUNTER×HUNTER 王位継承戦のキャラの性格タイプ(クラピカ・ツェリードニヒら14人)

この記事のキルアは、ゾルディック家の記事と同じタイプにしています。この編で活躍するゼノはゾルディック家の記事で、流星街で戦う幻影旅団は幻影旅団の記事で取り上げているので、この記事には入れていません。

まとめ:寄りそう人が多い、戦いの物語

キメラアント編の16人は、エミアブルが5人、ドライバーとエクスプレッシブが4人ずつ、アナリティカルが3人でした。王メルエムをはじめ、自分で決めて動く強い人たちの中に、誰かのために動くエミアブルが多くいます。

正反対のタイプだった王とコムギが、軍儀を通してわかり合っていく。タイプの違いは、すれ違いの理由にもなりますが、近づくきっかけにもなる。キメラアント編は、そんなことを感じさせてくれる編です。

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