「無敵のマイキー」こと佐野万次郎と、副総長のドラケン。東京卍會を率いる2人は、どちらも自分で決めて人を動かす「ドライバー」でした。いっぽう、日向を救うために過去へ戻る主人公・花垣武道は、人に寄りそう「エミアブル」。『東京卍リベンジャーズ』(東京リベンジャーズ。和久井健、講談社『週刊少年マガジン』で連載、全31巻で完結)の主要キャラ15人を、ソーシャルスタイル(コミュニケーションの取り方で人を4タイプに分ける考え方)で分けた結果です。この記事では、各キャラをそのタイプに分けた理由と、16タイプで考えるとどれに近いかを紹介します。
※この記事は、アニメ第3期までの内容に触れます。
4タイプの特徴はソーシャルスタイルとは?4タイプの特徴と付き合い方で詳しく説明しています。
15人のタイプ一覧

4象限図は、下で詳しく紹介する13人です。表には、そのほかのキャラも含めています。
| キャラ | ソーシャルスタイル | 16タイプで考えると(筆者の推測) |
|---|---|---|
| 佐野万次郎 | ドライバー | ISTP |
| 龍宮寺堅 | ドライバー | ESTJ |
| 橘直人 | ドライバー | ISTJ |
| 稀咲鉄太 | ドライバー | INTJ |
| 場地圭介 | エクスプレッシブ | ESTP |
| 羽宮一虎 | エクスプレッシブ | ESFP |
| 林田春樹 | エクスプレッシブ | ESTP |
| 林良平 | エクスプレッシブ | ESFP |
| 花垣武道 | エミアブル | ENFP |
| 橘日向 | エミアブル | ESFJ |
| 三ツ谷隆 | アナリティカル | ISFJ |
| 松野千冬 | アナリティカル | ISTJ |
| 柴八戒 | アナリティカル | ISFP |
| 半間修二 | エクスプレッシブ | — |
| 佐野エマ | エクスプレッシブ | — |
タイプ分けは、作中の言動をもとにした筆者の考察で、公式の設定でも、作者の意図でもありません。タイプに優劣はなく、キャラの良し悪しを決めるものでもないので、推しが意外なタイプでも、ひとつの見方として楽しんでもらえたらうれしいです。「別のタイプでは?」というご意見も歓迎です。
16タイプは、作中の言動から筆者がファンとして推測したものです。本来は本人が質問に答え、結果を自分で確かめるものなので、キャラの性格を楽しむための目安として読んでください。MBTIはMyers & Briggs Foundationの登録商標です。4タイプはまわりから見える振る舞い、16タイプは内面の好みの推測なので、2つがずれて見えるキャラもいます。ネットの無料診断(16Personalitiesなど)は、正式なMBTIとは別のものです。詳しくは日本MBTI協会「MBTIとは」をご覧ください。
ドライバー:佐野万次郎、龍宮寺堅、橘直人、稀咲鉄太
佐野万次郎(ドライバー)
東京卍會の総長で、「無敵のマイキー」と呼ばれるカリスマです。マイキーの分類は迷いました。どら焼きが好きで、気まぐれな子どもっぽさを見せる場面は、エクスプレッシブにも見えるからです。けれど、マイキーは感情を大きく表に出すことは少なく、大事な場面では、短い言葉で決めたことを言い切ります。仲間はその言葉についていきます。自分で決めて人を動かす振る舞いを決め手に、ドライバーに入れました。
多くを語らず、いざというときに圧倒的な力で決着をつけるところは、16タイプで考えるとISTPが近そうです。
龍宮寺堅(ドライバー)
東京卍會の副総長で、「ドラケン」と呼ばれています。マイキーの相棒として、チームの筋を通す役目を担います。マイキーが間違った方向に進みそうなときも、遠慮なく正面から意見します。自分の基準を持ち、それをはっきり言い切るので、ドライバーに入れました。
チームの決まりと仲間を守るために、責任を持って動くところから、ESTJに近いと考えます。
橘直人(ドライバー)
日向の弟で、武道のタイムリープのきっかけになる人物です。姉を救うという目的のために、冷静に情報を集め、武道に次にやるべきことを示します。感情を表に出さず、自分の判断で物事を進めるので、ドライバーに入れました。
事実を積み上げ、決めた目的に向かってぶれずに動くところは、ISTJらしいところです。
稀咲鉄太(ドライバー)
東京卍會に入りこみ、裏で物事を動かす策略家です。自分の目的のためなら、仲間を陥れ、悲劇を仕組むこともいとわない人物として描かれます。けんかの腕っぷしより、頭を使って人を動かします。本心は見せず、自分で描いた計画どおりに物事を進めようとするので、ドライバーに入れました。
何手も先を読み、ひとりで計画を組み立てるところから、16タイプならINTJと見ました。
エクスプレッシブ:場地圭介、羽宮一虎、林田春樹、林良平
場地圭介(エクスプレッシブ)
東京卍會の創設メンバーのひとりで、壱番隊の隊長を務めていました。口より先に手が出るタイプで、怒りも仲間への思いも、まっすぐ行動に出します。気持ちを隠さず、自分の思いのままに突き進むので、エクスプレッシブに入れました。
考えるより先に体が動き、その場で勝負を決めるところは、16タイプで考えるとESTPが近そうです。
羽宮一虎(エクスプレッシブ)
東京卍會の創設メンバーのひとりで、のちに敵対するチーム「芭流覇羅」に身を置きます。過去に起こした取り返しのつかない事件と、マイキーへの複雑な思いを抱え、その感情に突き動かされるように行動します。気持ちの揺れがそのまま行動に出るので、エクスプレッシブに入れました。
その場の感情に正直に動いてしまうところから、ESFPに近いと考えます。
林田春樹(エクスプレッシブ)
東京卍會の参番隊の隊長で、「パーちん」と呼ばれています。短気で、仲間のことになると怒りを抑えられません。親友のために、抗争を決意したこともあります。気持ちをそのまま行動に移すので、エクスプレッシブに入れました。
考えるより先に、仲間のために体が動くところは、ESTPらしいところです。
林良平(エクスプレッシブ)
参番隊の副隊長で、「ぺーやん」と呼ばれる、林田の右腕です。林田を慕い、林田のこととなると感情をむき出しにします。思ったことをすぐ口にし、気持ちのままに動くので、エクスプレッシブに入れました。
仲間への思いに素直に、勢いで動くところから、16タイプならESFPと見ました。
エミアブル:花垣武道、橘日向
花垣武道(エミアブル)
主人公で、日向を救うために、中学時代へのタイムリープをくり返します。武道の分類は迷いました。よく泣き、思いをまっすぐ叫び、「東卍のトップになる」と宣言する場面もあるので、エクスプレッシブにも見えるからです。けれど、武道は人に命令して動かすより、相手の話を聞き、一緒に泣きます。けんかに勝てなくても、殴られても立ち続けて、相手と向き合います。相手を受け止めるその振る舞いを決め手に、エミアブルに入れました。
人を信じる気持ちで、周りを少しずつ動かしていくところは、16タイプで考えるとENFPが近そうです。
橘日向(エミアブル)
武道の中学時代の恋人で、「ヒナ」と呼ばれています。武道の弱さも含めて受け入れ、そばで支えます。自分の考えを押しつけるより、相手を信じて寄りそうので、エミアブルに入れました。いざというときには、まっすぐな言葉で武道の背中を押す強さもあります。
大切な人を気づかい、支え続けるところは、ESFJらしいところです。
アナリティカル:三ツ谷隆、松野千冬、柴八戒
三ツ谷隆(アナリティカル)
東京卍會の弐番隊の隊長です。手先が器用で、仲間の特攻服を仕立てています。三ツ谷の分類は迷いました。面倒見がよく、仲間を気づかう姿は、エミアブルにも見えるからです。けれど、三ツ谷は熱くなりやすいメンバーの中で、いつも一歩引いて状況を見ています。感情的にならず、考えてから動く振る舞いを決め手に、アナリティカルに入れました。
仲間のために、手を動かして静かに支えるところは、16タイプで考えるとISFJが近そうです。
松野千冬(アナリティカル)
壱番隊の副隊長で、場地を慕っていました。のちに、武道の相棒として、タイムリープのことも打ち明けられます。千冬の分類は迷いました。場地や武道への熱い思いは、エクスプレッシブにも見えるからです。けれど、武道と一緒に動くときの千冬は、冷静に情報を整理し、次に何をすべきかを考える役を担います。その振る舞いを決め手に、アナリティカルに入れました。
状況を整理し、決めたことを確実に支えるところから、ISTJに近いと考えます。
柴八戒(アナリティカル)
弐番隊の副隊長で、三ツ谷の幼なじみです。女の子の前では緊張して話せなくなるなど、自分の気持ちをうまく出せないところがあります。家族とのつらい関係も、ひとりで抱えこんできました。自分の考えを押し通すより、三ツ谷たちの言葉を聞いてから動きます。感情を内側にしまいこみ、聞く側にまわる振る舞いから、アナリティカルに入れました。
繊細な気持ちを、心の内に抱えているところは、16タイプならISFPと見ました。
まとめ:主張する不良たちと、受け止める武道
表の15人で数えると、6人がエクスプレッシブでした。場地やパーちんのように、怒りも仲間への思いも隠さずぶつける人たちが多いのは、不良たちの物語らしい結果です。
その中で、主人公の武道はエミアブルでした。けんかが強いわけでも、人を引っぱるわけでもない武道が、人の思いを受け止め、体を張ることで、マイキーやドラケンのような強い人たちの心を動かしていく。主張する人たちの中にいる、受け止める主人公。その姿が、この物語の熱さの中心にあるように見えます。


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