『呪術廻戦』(芥見下々、集英社『週刊少年ジャンプ』連載、全30巻で完結)では、主人公の虎杖悠仁と、同級生の伏黒恵、釘崎野薔薇の3人が、きれいに違うタイプに分かれました。ソーシャルスタイル(コミュニケーションの取り方で人を4タイプに分ける考え方)で見ると、人を受け止める虎杖は「エミアブル」、自分で決める伏黒は「ドライバー」、気持ちを表に出す釘崎は「エクスプレッシブ」です。この記事では、呪霊も含めた主要18人を詳しく紹介し、ほかのキャラもあわせて36人をタイプ一覧にまとめました。
※この記事は、アニメ第2期(懐玉・玉折、渋谷事変)と劇場版『呪術廻戦 0』までの内容に触れます。
4タイプの特徴はソーシャルスタイルとは?4タイプの特徴と付き合い方で詳しく説明しています。
36人のタイプ一覧

4象限図は、下で詳しく紹介する18人です。表には、そのほかのキャラも含めています。
| キャラ | ソーシャルスタイル | 16タイプで考えると(筆者の推測) |
|---|---|---|
| 伏黒恵 | ドライバー | ISTJ |
| 七海建人 | ドライバー | ISTJ |
| 禪院真希 | ドライバー | ESTP |
| 両面宿儺 | ドライバー | INTJ |
| 伏黒甚爾 | ドライバー | ISTP |
| 五条悟 | エクスプレッシブ | ENTP |
| 釘崎野薔薇 | エクスプレッシブ | ESTP |
| 夏油傑 | エクスプレッシブ | ENFJ |
| 真人 | エクスプレッシブ | ENTP |
| 漏瑚 | エクスプレッシブ | ESTP |
| 虎杖悠仁 | エミアブル | ESFP |
| パンダ | エミアブル | ESFJ |
| 東堂葵 | エミアブル | ENFP |
| 脹相 | エミアブル | ISFJ |
| 乙骨憂太 | アナリティカル | INFP |
| 狗巻棘 | アナリティカル | ISFJ |
| 伊地知潔高 | アナリティカル | ISTJ |
| 花御 | アナリティカル | INFJ |
| 夜蛾正道 | エクスプレッシブ | — |
| 楽巌寺嘉伸 | ドライバー | — |
| 日下部篤也 | ドライバー | — |
| 庵歌姫 | エミアブル | — |
| 加茂憲紀 | ドライバー | — |
| 西宮桃 | エミアブル | — |
| 禪院真依 | エクスプレッシブ | — |
| 三輪霞 | アナリティカル | — |
| 与幸吉(メカ丸) | ドライバー | — |
| 新田明 | エミアブル | — |
| 家入硝子 | ドライバー | — |
| 猪野琢真 | エミアブル | — |
| 冥冥 | ドライバー | — |
| 憂憂 | アナリティカル | — |
| 灰原雄 | エミアブル | — |
| 九十九由基 | エミアブル | — |
| 奈々子 | エミアブル | — |
| 美々子 | アナリティカル | — |
タイプ分けは、作中の言動をもとにした筆者の考察で、公式の設定でも、作者の意図でもありません。タイプに優劣はなく、キャラの良し悪しを決めるものでもないので、推しが意外なタイプでも、ひとつの見方として楽しんでもらえたらうれしいです。「別のタイプでは?」というご意見も歓迎です。
16タイプは、作中の言動から筆者がファンとして推測したものです。本来は本人が質問に答え、結果を自分で確かめるものなので、キャラの性格を楽しむための目安として読んでください。MBTIはMyers & Briggs Foundationの登録商標です。4タイプはまわりから見える振る舞い、16タイプは内面の好みの推測なので、2つがずれて見えるキャラもいます。ネットの無料診断(16Personalitiesなど)は、正式なMBTIとは別のものです。詳しくは日本MBTI協会「MBTIとは」をご覧ください。
ドライバー:伏黒恵・七海建人・禪院真希・両面宿儺・伏黒甚爾
伏黒恵(ドライバー)
虎杖の同級生で、式神を使う呪術師です。口数は少なく、冷静に物事を判断します。自分は善人を優先して助けると言い切り、その基準をはっきり持っています。感情を表に出さず、自分で決めて動くので、ドライバーに入れました。
自分なりの原則を持ち、それに沿って黙々と動くところは、16タイプで考えるとISTJが近そうです。
七海建人(ドライバー)
一度は一般企業に勤めたあと、呪術師に戻った1級術師です。仕事と時間の線引きをきっちり守り、子どもである虎杖を大人として守ろうとします。感情に流されず、自分の基準ではっきり言い切るので、ドライバーに入れました。
決めたルールを守り、責任を果たすことを大事にするところは、伏黒と同じISTJに近いと考えます。
禪院真希(ドライバー)
伏黒たちの1学年上の先輩で、呪力がほとんどない代わりに、呪具を使いこなす実力者です。生まれた家に認められなかった悔しさを力に変え、自分の道を自分で切り開こうとします。言うべきことははっきり言い、迷わず動くので、ドライバーに入れました。
体ひとつで状況を打開していく実践派なところから、ESTPに近そうです。
両面宿儺(ドライバー)
「呪いの王」と呼ばれる存在で、虎杖の体に宿っています。誰にも従わず、自分の判断だけで動きます。感情を大きく見せることはなく、相手を見下ろすように振る舞います。自分の基準だけで決めて動くので、ドライバーに入れました。
誰にも頼らず、自分の思うままに先を読んで動くところから、16タイプならINTJと見ました。
伏黒甚爾(ドライバー)
呪力を持たない代わりに、並外れた身体能力を持つ人物です。懐玉の章では、依頼を受けて五条たちの前に立ちはだかります。感情を見せず、自分のやり方で仕事を片づけていくので、ドライバーに入れました。
理屈より体で動き、その場で最善の手を選ぶところは、ISTPらしいところです。
エクスプレッシブ:五条悟・釘崎野薔薇・夏油傑・真人・漏瑚
五条悟(エクスプレッシブ)
虎杖たちの担任で、「最強」と呼ばれる呪術師です。軽い口調で生徒をからかい、思ったことをそのまま口にします。それでいて、生徒たちの未来を本気で考えている先生です。強い存在感と、気持ちを隠さない話しぶりから、エクスプレッシブに入れました。
常識にとらわれず、遊び心で周りを振り回すところは、16タイプで考えるとENTPが近そうです。
釘崎野薔薇(エクスプレッシブ)
虎杖と伏黒の同級生です。地方から東京に出てきた強気な女の子で、言いたいことは誰にでもはっきり言います。怒りも喜びも顔に出し、その勢いで場を明るくします。気持ちをまっすぐ表に出すので、エクスプレッシブに入れました。
思い切りよく、自分らしさを貫いて前に出るところから、ESTPに近いと考えます。
夏油傑(エクスプレッシブ)
五条の高専時代の同級生で、かつての親友です。人を引きつける話しぶりと、強い理想を持っています。懐玉・玉折の章では、その理想が少しずつ形を変えていく姿が描かれます。言葉で人の心を動かし、周りを巻き込んでいく振る舞いから、エクスプレッシブに入れました。
理想を語り、人をまとめて導こうとするところは、ENFJに近そうです。
真人(エクスプレッシブ)
人間への負の感情から生まれた呪霊で、人の命を軽く扱う、作中でもっとも残酷な敵のひとりです。子どものような好奇心で人に近づき、思ったことをそのまま口にします。気持ちのまま動き、場の空気を自分のペースに変えていくので、エクスプレッシブに入れました。
好奇心のままに動き、常識にとらわれない考え方をするところから、16タイプならENTPと見ました。
漏瑚(エクスプレッシブ)
火山の力を持つ呪霊です。気が短く、怒りをすぐ表に出します。人間を「紛い物」と呼び、呪いこそが真の人間だという考えを熱く語ります。感情を隠さず、勢いで動くので、エクスプレッシブに入れました。
熱くなったら一気に動く、勢いのある行動力から、ESTPに近いと考えます。
エミアブル:虎杖悠仁・パンダ・東堂葵・脹相
虎杖悠仁(エミアブル)
主人公で、宿儺の指を飲みこんだことから呪術の世界に入りました。虎杖の分類は迷いました。明るく、喜怒哀楽が顔に出やすいので、エクスプレッシブに見える場面も多いからです。けれど、虎杖はいつも、誰かの言葉を受け止めてから動きます。第1話では、祖父の最期の言葉「オマエは強いから人を助けろ」を受け止め、伏黒たちを助けるために宿儺の指を飲みこみました。誰とでも打ち解け、相手の言葉を受け止めてから、その人のために体を張る。その振る舞いを決め手に、エミアブルに入れました。
人と楽しくつながり、目の前の人のためにまっすぐ動くところは、16タイプで考えるとESFPが近そうです。
パンダ(エミアブル)
真希や狗巻と同じ学年の、パンダの姿をした呪骸です。おおらかで、仲間の間に入って場を和ませます。自分の意見を押しつけるより、周りに合わせて支えるので、エミアブルに入れました。
仲間の気持ちを感じ取り、場をうまく回すところから、ESFJに近そうです。
東堂葵(エミアブル)
京都校の3年生で、豪快な性格の実力者です。東堂の分類は迷いました。声が大きく、初対面の相手に好きな女性のタイプを問いただすなど、見た目にはエクスプレッシブそのものです。けれど、虎杖の答えを聞いて「親友」と認めてからの東堂は、虎杖の動きに合わせ、虎杖の力を引き出すことに全力を注ぎます。相手を受け止めて、相手を伸ばすために動く。その振る舞いを決め手に、エミアブルに入れました。
思いこんだら一直線で、相手の可能性を信じて熱く応援するところは、ENFPらしいところです。
脹相(エミアブル)
呪胎九相図の長男で、弟たちを何より大切にしています。弟たちを失ったときには、その悲しみと怒りをあらわにしました。渋谷事変の終盤では、虎杖を弟だと感じ取ると、それまでの立場を変え、虎杖を守る側に回ります。自分の考えを押し通すより、家族と感じる相手との関係で動き方を決める振る舞いから、エミアブルに入れました。
家族への深い愛情と、守り抜こうとする責任感から、16タイプならISFJと見ました。
アナリティカル:乙骨憂太・狗巻棘・伊地知潔高・花御
乙骨憂太(アナリティカル)
劇場版『呪術廻戦 0』の主人公で、真希たちの同級生です。最初は気弱で、人と関わることにおびえていました。自分の気持ちを大きく出すより、まず考えこんでしまう振る舞いから、アナリティカルに入れました。仲間を得て、自分の力で立とうとしていく姿が印象に残ります。
やさしさと、内に秘めた強い思いをあわせ持つところは、16タイプで考えるとINFPが近そうです。
狗巻棘(アナリティカル)
言葉に力を込める「呪言」を使う呪術師です。うっかり人を傷つけないように、ふだんはおにぎりの具の名前だけで話します。言葉を選び、控えめに振る舞うところから、アナリティカルに入れました。そのぶん、仲間思いのやさしさが行動からにじみます。
自分の力の重さを知り、まわりを守るために抑えるところから、ISFJに近いと考えます。
伊地知潔高(アナリティカル)
呪術高専の補助監督で、術師たちの送り迎えや調整を担っています。気が弱く、五条に振り回されることも多いですが、仕事はきちんとこなします。感情を抑えて、決められた役目を正確に果たすので、アナリティカルに入れました。
裏方として、決まったことを確実にやり遂げるところは、ISTJらしいところです。
花御(アナリティカル)
森の力を持つ呪霊です。落ち着いた物腰で、声を荒げることはほとんどありません。自然を守りたいという思いを、静かに持ち続けています。感情を表に出さず、考えて動くので、アナリティカルに入れました。
静かな口ぶりの奥に、強い信念を持つところから、INFJに近そうです。
まとめ:違うタイプの3人が、同じ方向を向く
呪術廻戦の1年生トリオは、受け止める虎杖、自分で決める伏黒、気持ちを表に出す釘崎と、それぞれ違うタイプでした。同じタイプが集まるより、違うタイプがそろうほうが、ぶつかりながらも補い合える。3人のやりとりが心地よいのは、そのバランスがあるからかもしれません。
そして、その3人を見守る五条はエクスプレッシブ、かつての親友の夏油も同じエクスプレッシブでした。気持ちを表に出し、人を動かす力を持つ2人が、別々の道を選んでいく。同じタイプだからこそ、ぶつかったときの痛みも大きいのだと思います。


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