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ウルトラマンAのキャラの性格タイプ|北斗星司・南夕子・竜隊長・ヤプールら15人を4タイプと16タイプで分析

キャラ分析

思ったことがすぐ顔に出る北斗星司と、いつも落ち着いている南夕子。2人で1人のウルトラマンエースに変身するこのコンビは、4象限図で正反対の位置にいました。円谷プロダクションとTBSが制作し、1972年から1973年にTBS系で放送された『ウルトラマンA』(全52話)の主要キャラ15人を、ソーシャルスタイル(コミュニケーションの取り方で人を4タイプに分ける考え方)で分けた結果です。ウルトラマンエースやウルトラの父、敵のヤプールも、1人と数えています。ヤプールは、侵略という行いを良しとするためではなく、作中での振る舞いの見え方として分けています。いちばん多かったのは、自分の判断で周りを動かす「ドライバー」の5人でした。この記事では、各キャラをそのタイプに分けた理由と、16タイプで考えるとどれに近いかを紹介します。

※この記事は、テレビシリーズ全52話の最終回までの内容に触れます。

4タイプの特徴はソーシャルスタイルとは?4タイプの特徴と付き合い方で詳しく説明しています。

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15人のタイプ一覧

ウルトラマンAの主要キャラ15人のソーシャルスタイル分類図(4象限)
キャラソーシャルスタイル16タイプで考えると(筆者の推測)
竜五郎ドライバーESTJ
梶洋一ドライバーINTJ
高倉司令官ドライバーESTJ
ゾフィードライバーISTJ
ヤプールドライバーINTJ
北斗星司エクスプレッシブESFP
山中一郎エクスプレッシブESTP
ウルトラマンエースエクスプレッシブENFP
今野勉エミアブルESFJ
梅津香代子エミアブルISFJ
ウルトラの父エミアブルISFJ
梅津ダンエミアブルISFP
南夕子アナリティカルISFJ
美川のり子アナリティカルISTJ
吉村公三アナリティカルINTP

タイプ分けは、作中の言動をもとにした筆者の考察で、公式の設定でも、作者の意図でもありません。タイプに優劣はなく、キャラの良し悪しを決めるものでもないので、推しが意外なタイプでも、ひとつの見方として楽しんでもらえたらうれしいです。「別のタイプでは?」というご意見も歓迎です。

16タイプは、作中の言動から筆者がファンとして推測したものです。本来は本人が質問に答え、結果を自分で確かめるものなので、キャラの性格を楽しむための目安として読んでください。MBTIはMyers & Briggs Foundationの登録商標です。4タイプはまわりから見える振る舞い、16タイプは内面の好みの推測なので、2つがずれて見えるキャラもいます。ネットの無料診断(16Personalitiesなど)は、正式なMBTIとは別のものです。詳しくは日本MBTI協会「MBTIとは」をご覧ください。

ドライバー:竜五郎、梶洋一、高倉司令官、ゾフィー、ヤプール

竜五郎(ドライバー)

TAC極東支部の隊長です。竜隊長の分類は迷いました。2022年の表では、部下を思って声を荒らげる場面の印象から、エクスプレッシブに入れていました。けれど作中の竜隊長は、ふだんは冷静に状況を見て、短い言葉で命令を出し、規律を破った隊員には謹慎も言い渡す「鬼隊長」です。第14話では、北斗に無理な作戦を押しつける上官の高倉司令官に、正面から逆らいます。自分の判断をはっきり示し、隊を引っぱる振る舞いを決め手に、ドライバーに入れ直しました。厳しさの裏で、隊員一人ひとりを気にかけているところも、竜隊長の魅力です。

規律を重んじ、責任を持って隊をまとめていくところは、16タイプで考えるとESTJが近そうです。

梶洋一(ドライバー)

TACの兵器開発主任技師で、超獣に対抗するための新しい兵器を次々に用意します。隊員たちの前で自分の考えた作戦や兵器の使い方を言い切り、話を前に進めていくので、ドライバーに入れました。第27話を最後にレギュラーとしては登場しなくなりますが、前半のTACの戦い方を支えた人です。

先を見越して仕組みを考え、形にしていくところから、16タイプならINTJに近いと考えます。

高倉司令官(ドライバー)

TAC南太平洋国際本部の司令官で、竜隊長の上官です。登場は第14話だけですが、ウルトラ兄弟がとらわれたゴルゴダ星を爆破する作戦を、上からの命令として押し進めます。北斗に危険な役目を命じるなど、自分の決めた筋書きどおりに部下を動かそうとするので、ドライバーに入れました。強い決断力が、作中では竜隊長たちとぶつかる形で描かれています。

上下関係と命令の筋道を何より重く見るところは、16タイプで考えるとESTJが近そうです。同じESTJ寄りでも、竜隊長とは部下との向き合い方がまったく違う2人です。

ゾフィー(ドライバー)

ウルトラ兄弟の長兄です。第5話ではエースのピンチに駆けつけて共に戦い、第23話のサブタイトルにも名前があります。多くを語らず、必要なときに現れて、するべきことを済ませて去っていく姿から、ドライバーに入れました。弟たちを見守る、頼れる長男らしさも感じます。

兄弟の長兄としての役目を黙って引き受け、責任を果たしていくところから、16タイプならISTJに近いと考えます。

ヤプール(ドライバー)

異次元から超獣を送りこみ、地球を侵略しようとする異次元人です。ヤプールの分類は迷いました。エースへの恨みを声高に叫ぶ場面だけを見ると、感情を表すエクスプレッシブにも見えます。けれど物語の大半でヤプールは、人間にまぎれて正体を隠し、表情を見せずに罠をしかけていきます。気持ちを表に出すより、本心を隠したまま自分の計画を押し進める振る舞いを決め手に、ドライバーに入れました。第23話で倒されたあとも、残党が最終回まで現れ続ける、しぶとい敵役です。

長い時間をかけて計画を組み立てていくところから、16タイプで考えるとINTJが近そうです。

エクスプレッシブ:北斗星司、山中一郎、ウルトラマンエース

北斗星司(エクスプレッシブ)

TACの隊員で、南夕子と2人でウルトラマンエースに変身する主人公です。もとはパン屋のトラック運転手で、正義感が強く、思ったことがすぐ顔と行動に出ます。命令より自分の目で見たものを信じて飛び出し、たびたび謹慎になるほどです。感情を表に出し、自分の考えをはっきり言うので、エクスプレッシブに入れました。夕子が去ったあとは、梅津ダンの兄のような存在になります。

その場の気持ちに正直で、目の前の人のために体が先に動くところは、16タイプで考えるとESFPが近そうです。

山中一郎(エクスプレッシブ)

TACの射撃の名手で、隊の中でも気が短いほうです。北斗が「超獣を見た」と言っても信じず、言い合いになる場面もあります。第7話では婚約者を失い、怒りと悲しみをむき出しにします。気持ちを隠さず、自分の意見も強く言うので、エクスプレッシブに入れました。第32話では、北斗に自分から謝る、まっすぐな一面も見せます。

理屈より目の前の事実を信じ、すぐ行動に移すところから、16タイプならESTPに近いと考えます。

ウルトラマンエース(エクスプレッシブ)

北斗と夕子が「ウルトラタッチ」で一つになって変身するウルトラ戦士です。多彩な光線技で超獣と戦い、最終回では北斗の姿で子供たちに思いを伝えてから地球を去ります。戦いの中で声を上げ、思いを言葉にして届ける姿から、エクスプレッシブに入れました。

やさしさや弱い者をいたわる心を、子供たちに語りかけるところは、16タイプで考えるとENFPが近そうです。

エミアブル:今野勉、梅津香代子、ウルトラの父、梅津ダン

今野勉(エミアブル)

TACのロケット工学の専門家で、隊いちばんの力持ちです。九州のお寺の息子で、ピンチになると念仏を唱えるくせがあります。隊の空気をやわらげるムードメーカーで、仲間の意見に合わせて動くことが多いので、エミアブルに入れました。

まわりの雰囲気を大事にし、仲間を明るく支えるところから、16タイプならESFJに近いと考えます。

梅津香代子(エミアブル)

梅津ダンの姉で、北斗の隣の部屋に住んでいます。父親を亡くしたあと、弟を支えながら暮らし、北斗にもさりげなく好意を寄せます。自分の気持ちを前に出すより、ダンや北斗を気づかう側にいるので、エミアブルに入れました。

身近な人の暮らしを静かに支えるところは、16タイプで考えるとISFJが近そうです。

ウルトラの父(エミアブル)

ウルトラ兄弟の父で、この作品で初めて登場しました。第26・27話でエースとウルトラ兄弟が窮地に立たされたとき、遠い宇宙から駆けつけて子供たちを助けます。自分のことより子供たちを守ることを優先して動く姿から、エミアブルに入れました。第38話でも、エースを助けに地球へやってきます。

家族を守るために自分を差し出すところから、16タイプならISFJに近いと考えます。

梅津ダン(エミアブル)

超獣が起こした事故で父親を亡くした少年で、姉の香代子と暮らしています。ダンの分類は迷いました。2022年の表では、口数が多くなく、大人たちの戦いを見守る側にいる姿から、アナリティカルに入れていました。けれど作中のダンは、北斗を兄のように慕ってそばにいたがり、姉を気づかいながら、北斗から勇気や人を思いやる気持ちを教わっていきます。人に寄りそい、身近な人との関係を大切にする振る舞いを決め手に、エミアブルに入れ直しました。第29話から第43話まで登場します。

口数は多くなくても、大切な人への思いを行動で示すところは、16タイプで考えるとISFPが近そうです。

アナリティカル:南夕子、美川のり子、吉村公三

南夕子(アナリティカル)

TACの隊員で、元看護師です。北斗と2人でエースに変身します。いつも落ち着いていて、北斗が熱くなる場面でも、冷静に状況を見て言葉を選びます。感情をあまり表に出さず、考えてから動くので、アナリティカルに入れました。正体は月星人の末裔で、第28話で北斗にウルトラリングを託し、仲間のいる冥王星へ旅立ちます。

自分の役目を静かに果たし、人を支えることを大切にするところは、16タイプで考えるとISFJが近そうです。

美川のり子(アナリティカル)

TACの爆発物の専門家です。持ち場の仕事を落ち着いてこなし、感情より専門の知識で状況を判断する場面が多いので、アナリティカルに入れました。第22話では銀星人に一度命を奪われますが、その回のうちによみがえり、戦いに戻ります。

自分の専門をきちんと守るところから、16タイプならISTJに近いと考えます。

吉村公三(アナリティカル)

TACの隊員で、宇宙生物にくわしい専門家です。趣味はギターです。超獣を相手にしたときも、相手がどんな生き物なのかを考えて分析する役回りが多いので、アナリティカルに入れました。

未知の生き物のしくみに興味を持ち、理屈で考えていくところは、16タイプで考えるとINTPが近そうです。

考察:正反対の2人が、なぜ1人のヒーローになれたのか

北斗はエクスプレッシブ、夕子はアナリティカル。4象限図では、ちょうど対角にあたる正反対の組み合わせです。このブログでは、黄泉のツガイのユルとアサも正反対のタイプになりましたが、北斗と夕子は「2人で1人に変身する」という、さらに近い関係です。

正反対のタイプは、相手の大切にしているものが見えにくい組み合わせです。北斗は、思ったらすぐ動きたい人です。夕子は、状況を確かめてから動きたい人です。熱くなって飛び出す北斗を、夕子が落ち着いて受け止める。前半の物語では、このバランスで2人の変身が成り立っていたように見えます。

第28話で夕子が去ったあと、北斗は1人でエースに変身するようになります。そして梅津ダンと出会い、今度は北斗が、年下の誰かを受け止めて支える側に回っていきます。タイプは変わらなくても、相手から受け取ったものが、その人の振る舞いを少しずつ広げていく。ウルトラマンAは、そんな成長の物語として読むこともできそうです。

TACの隊員8人は、4タイプがそろったチーム

ウルトラマンAのTAC隊員8人のソーシャルスタイル分類図

TACの隊員8人を見ると、ドライバー2人、エクスプレッシブ2人、エミアブル1人、アナリティカル3人と、4タイプがすべてそろっています。

命令を出す竜隊長と、兵器を用意する梶がドライバー。先に飛び出す北斗と、ぶつかり合う山中がエクスプレッシブ。場をなごませる今野がエミアブル。そして、夕子、美川、吉村が、専門知識と冷静さで隊を支えるアナリティカルです。北斗と山中の言い合いのように、タイプの違いがぶつかる場面もありますが、超獣という強敵に立ち向かうには、それぞれの持ち味が必要だったのかもしれません。

4タイプがそろうチームが本当に強いのかは、最強のチームは本当に全タイプが存在するのかでも考えています。

まとめ:やさしさを伝える、正反対のコンビ

15人のうち5人がドライバーでした。隊を率いる竜隊長、作戦を押し進める高倉司令官、地球を追いつめようとするヤプールと、自分の判断で周りを動かす人物が、敵味方の両方にいるのがこの作品の特徴です。

その中で、気持ちのままに動く北斗と、落ち着いて受け止める夕子が、2人で1人のヒーローとして戦います。最終回、北斗は子供たちの前で正体を明かし、やさしさや、弱い者をいたわる気持ちを、何度裏切られても失わないでほしいと伝えて地球を去ります。タイプの違う2人が支え合って戦ったエースだからこそ、その言葉に重みがあるのかもしれません。

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