GUI

画面を見ながら、マウスやタッチで操作できる「見える操作画面」のこと

簡単な説明

GUIっていうのは、画面に出てくるボタンとかアイコンをポチポチして操作するやつだよ。
昔は全部文字で命令してたけど、今は見た目でわかるからラク。
スマホやパソコンの操作が直感でできるのは、GUIのおかげ！

由来

GUIとは「Graphical User Interface（グラフィカル・ユーザー・インターフェース）」の略です。
1980年代、Apple社のMacintoshやMicrosoft社のWindowsの登場により、これまで文字だけで操作していたパソコンが、視覚的（グラフィカル）に操作できるようになりました。

それまでは「CUI（Character User Interface）」といって、黒い画面にコマンド（命令）をキーボードで打ち込む必要がありました。
GUIの登場で、パソコン操作はぐっとやさしく、身近になりました。

具体的な説明

GUIは、コンピュータやスマートフォンを操作する際の、画面に表示されるボタン・アイコン・ウィンドウなどを使ったインターフェースです。
例えば、アイコンをクリックしたり、アプリをドラッグして移動したり、メニューから項目を選ぶなどがGUIの操作です。

「ゴミ箱のアイコンをクリックしてファイルを削除する」
「スマホでアプリをタップして開く」
「ウィンドウをドラッグして画面の端に移動する」

これらすべてがGUIを使った操作です。GUIがあることで、誰でも直感的に使えるようになります。

GUIは、人間とコンピュータのインタラクションを視覚的に仲介する設計思想であり、HCI（Human Computer Interaction）という研究分野でも重要です。
GUI設計では、ユーザビリティ（使いやすさ）、アクセシビリティ（誰でも使える）、**レスポンスタイム（反応速度）**などの評価指標が使われます。